WANDER SHANGHAI

武康路240〜246号

開普敦公寓

Kempton Apartments

三角形の敷地に建つモダンな集合住宅

開普敦公寓は湖南路との交差点の南側にあります。1940年の建物は三角形の敷地に沿い、細い先端を丸く収めています。隣接する国富門公寓とは別の建物で、住所、年代、外壁をそれぞれ分けて読む必要があります。

歴史の年表を見る
ケープタウン・アパートの明るい外壁と丸窓

2024年1月22日掲載・撮影日記載なし

修繕後のケープタウン・アパート。明るい色の角地の外壁、丸窓、通り沿いの入口が見えます。

上海徐汇 / 徐汇通 · 画像出典 · © 上海徐汇 / 徐汇通

建物の概要

建築年代
1940年北隣の1936年建築の国富門公寓とは別棟
設計者
未確認確認した公式資料に設計者の記載なし
建築様式
モダニズムと流線形鋭角の角を曲面で処理
当初の用途
集合住宅初期の機関利用については原資料の確認が必要
現在の用途
住居保存と居住環境改善を目的に修繕
所在地
武康路240〜246号国富門公寓の南側

建築と用途の資料[1] [2] [3]

建物のはじまり

なぜここに建てられたのか

開普敦公寓は湖南路との交差点の南側にあります。1940年の建物は三角形の敷地に沿い、細い先端を丸く収めています。隣接する国富門公寓とは別の建物で、住所、年代、外壁をそれぞれ分けて読む必要があります。[1] [2] [3]

簡潔な外観にも細やかな施工が隠れています。公式修繕記録は、洗い出し、モルタル、石材風の基壇、階段のモザイクを確認しています。塗装や劣化で見えにくくなった細部を、資料と住民の記憶からたどり直しました。[1] [2] [3]

見上げて、近づいてみる

足を止めて見たい三つの細部

角の曲面

三角形の先端が曲線へ変わります。歩く位置によって細い端部と長い壁面の比率が変化します。[1] [2] [3]

丸窓と角窓

突き出た矩形の窓枠の隣に小さな丸窓があり、幾何学的な対比をつくっています。[1] [2] [3]

階ごとの素材

修繕記録では下部の洗い出し、上部の塗り壁、石材風の基壇を区別し、塗装に隠れた層を説明しています。[1] [2] [3]

一棟の建物、さまざまな役割

時間をたどって建物を読む

写真には撮影年代または出版年代を明記し、確かな画像がない時期は文章で歴史を伝えます。

  1. 1940

    集合住宅が完成

    武康路240〜246号にモダンな住居が建ちました。[1] [2] [3]

  2. 2015

    歴史建築に選定

    上海市の第5次優秀歴史建築に指定されました。[1] [2] [3]

  3. 2022〜2026

    保存修繕

    2022年計画に入り、2024年に工法を公表。2026年の住宅管理局報告で完了を確認できます。[1] [2] [3]

現在と見学

街路から建物を読み解く

公共の歩道から国富門公寓と比較し、向かいの密丹公寓も眺めてください。記録にあるモザイク階段は住宅内で、見学通路ではありません。[1] [2] [3]

見どころ
角の曲面 · 丸窓と角窓 · 階ごとの素材
見学の範囲
公共の歩道から見学し、住宅の階段、私有の庭、校内には入らず、住戸の窓越しの撮影も控えてください。
地図で所在地を見る ↗

資料確認:2026-10-22 · 通行や公開の範囲は現地の表示に従ってください。資料の確認は入場許可を意味しません。

上海と世界

街のつながり

1931年の密丹、1936年の国富門、1940年の開普敦を短い散歩で比較でき、住宅設計が簡潔な幾何形態へ向かう変化を感じられます。[1] [2] [3]

資料と画像の出典

本文は以下の資料に基づいて整理しています。未確認の情報はその旨を明記し、写真を掲載する場合は各画像の下に出典と利用条件を示しています。

  1. 徐匯区政治協商会議 · 武康路散策 ↗

    2019年公式記事。1940年建築、240号、形態と窓を確認。

  2. 上海徐匯公式記事 · 集合住宅の修繕 ↗

    2024年修繕記録。国富門と開普敦の部材を区別。

  3. 徐匯区住宅管理局 · 保存更新報告 ↗

    2026年3月報告で開普敦公寓の更新完了を確認。

画像処理と年代について

画像は各写真の下に記載したアーカイブまたは画像出典ページによります。サイズ調整とWebP圧縮のみを行い、元の縦横比を保っています。着色や描き足しはせず、古写真の粒子、ぼけ、スキャン跡も残しています。

画像は原資料の構図と比率を保っています。掲載日は撮影日とは異なり、不明な撮影年代は推定していません。部分写真、住宅群の写真、設計図は説明文で区別しています。