外灘29号 · 中山東一路
インドシナ銀行ビル
Banque de l’Indochine Building
2021年6月18日
旧インドシナ銀行の川側正面。3階建ての高いアーチ窓と古典的な列柱が、北部の街並みでも明確な目印になります。
ScareCriterion12 · 画像出典 · CC BY-SA 4.0
建物の概要
- 建設年代
- 1910年代初め–1914年百科事典は1911年着工、都市建設档案館は1912–1914年と記載
- 設計
- アトキンソン&ダラスAtkinson & Dallas
- 建築様式
- 新古典主義とバロックの細部外観と当初の用途を併せて読み解く。
- 当初の用途
- インドシナ銀行上海支店現存する建物が最初に担った機能。
- 現在の用途
- 中国光大銀行関連の営業・事務所公式の歴史建築一覧による。入居機関の配置などは運営者の案内に従う。
- 所在地
- 中山東一路29号外灘北部
建物のはじまり
なぜここに建てられたのか
外灘29号の現存建物はフランス系のインドシナ銀行が建てましたが、設計は英国のアトキンソン&ダラスです。出資者、設計者、所在都市を単純な一つの国籍でまとめられないことも、外灘建築史の特徴です。[1] [3]
銀行は1907年にこの住所へ移り、その後に旧館を壊して新築しました。現在の3階建ては1914年完成です。それ以前の外灘写真に銀行名があっても、前身の建物かもしれず、現存館の初期の姿とは扱えません。[1] [3]
見上げて、近づいてみる
足を止めて見たい三つの細部
一棟の建物、さまざまな役割
写真のあいだに広がる歴史
前身の建物から現存する建物へ。写真には撮影年代または出版年代を明記し、確かな画像がない時期は文章で歴史を伝えます。
現在と見学
街路から建物を読み解く
川沿いの遊歩道から全体の輪郭を眺め、歩道を進んで入口や石材の細部を観察しましょう。[2]
- 外観を見る
- 黄浦江側から正面を眺められます。道路は近くの横断歩道で渡ってください。
- 細部を見る
- 入口、柱頭、窓の列に注目し、出入口に長く立ち止まらないようにしましょう。
- 館内への入場
- 建物は現在も使用中です。館内見学、撮影、営業については当日の運営者の規定に従ってください。
資料確認:2026-10-19 · 建築の紹介は館内の一般公開を意味しません。過去の開館時間を現在の見学の根拠にはしないでください。
上海と世界
フランス、アジア、上海の交点
インドシナ銀行の事業はフランスのアジア海外金融体系に根ざしていました。上海支店は共同租界の外灘にあり、フランス租界だけで営業していたわけではありません。銀行網、租界境界、設計の出自は単純には重なりません。[1]
資料と画像の出典
以下の資料をもとに再構成しました。Wikipediaを翻案・要約・翻訳した本文は、CC BY-SA 4.0 で提供します。元記事の執筆者は編集履歴をご覧ください。写真の利用条件は各画像の下に記載しています。
- ウィキペディア · インドシナ銀行ビル ↗
基本的な沿革と建築情報。元の記事は中国語で新たに執筆・構成したものです。
- 上海市住宅管理局・第1次優秀歴史建築一覧 ↗
中山東一路29号を中国光大銀行が使用すると記載。現在公開されている個別の空間までは判断しません。
- 上海都市建設档案館・外灘建築群 ↗
上海都市建設档案館が公式に公開した建築紹介。他の資料と異なる年代は本文に明記しています。
画像処理と年代について
画像は各写真の下に記載したアーカイブまたは画像出典ページによります。サイズ調整とWebP圧縮のみを行い、元の縦横比を保っています。着色や描き足しはせず、古写真の粒子、ぼけ、スキャン跡も残しています。
写真は元の比率と色を維持し、縮小とWebPへの変換のみを行っています。軽量プレビューと高精細画像は同じ画面です。
歴史写真の年代は出典に従い、撮影・出版・デジタル化の時期を区別しています。
古写真の正確な撮影年は未確認のため、デジタル記録の2014年を歴史年表に使用していません。
