WANDER SHANGHAI

武康路63号

朱作同旧居

Zhu Zuotong’s house

四つのドーマーに重なる家族の記憶

武康路63号. ここには『華美晩報』総経理の朱作同が暮らしました。1941年に暗殺されましたが、家族の生活は続き、妻は2013年に亡くなるまでこの住所で暮らしました。

歴史の年表を見る
武康路63号の淡色の壁と青灰色の玄関。左側に63番の表示が見える。

2020-08-13掲載・撮影日不明

武康路63号の通りに面した入口。扉の両側に番地と保護標識があり、上階の窓には木陰がかかる。

蔡瑾 / 新民晚报 · 画像出典 · © 新民晚报

建物の概要

建設年代
1928年本文と出典に詳述
建築家
確認資料に記載なし本文と出典に詳述
建築の特徴
屋根裏付き庭園住宅本文と出典に詳述
当初の用途
住宅本文と出典に詳述
現在の用途
住宅建築。2026年に一階作業場の内装許可本文と出典に詳述
所在地
武康路63号本文と出典に詳述

建築と用途の資料[1] [2]

この家に暮らした人物

生涯のあらまし

朱作同は上海の新聞経営者です。1936年に米国人ミルズと華美出版公司を設立し、『華美晩報』の総経理を務めました。一家は1938年に63号へ移住。抗日的な編集方針を守り続け、1941年4月30日に暗殺されました。[3] [4]

主な功績と影響

主な貢献は戦時の情報発信です。上海の「孤島」期に抗日的な報道や評論の掲載を支え、作家や記者に発表の場を提供しました。63号は家族の住まいであるとともに、政治的暴力の中で出版の立場を守った新聞人の犠牲を伝えています。[3] [4]

建物のはじまり

なぜここに建てられたのか

ここには『華美晩報』総経理の朱作同が暮らしました。1941年に暗殺されましたが、家族の生活は続き、妻は2013年に亡くなるまでこの住所で暮らしました。[1] [2]

1928年の家には維持管理の歴史も続いています。2026年9月、一階作業場の内装工事が外観・構造・価値ある装飾を守る条件で許可されました。許可は工事完了の証明ではありません。[1] [2]

見上げて、近づいてみる

足を止めて見たい三つの細部

四方に流れる屋根

寄棟屋根の中に屋根裏を収め、主要二階に屋根裏が重なる構成です。[1] [2]

南面の四つの窓

並ぶ四つのドーマーが目印。見えにくくても敷地へ入って撮影しないでください。[1] [2]

内部も保存対象

2026年の許可は平面と内部装飾も保護し、外壁だけの保存ではありません。[1] [2]

一棟の建物、さまざまな役割

時間をたどって建物を読む

写真には撮影年代または出版年代を明記し、確かな画像がない時期は文章で歴史を伝えます。

  1. 1928

    住宅完成

    建築年代は確認できますが、確実な設計者名は不明です。[1] [2]

  2. 1941~2013

    続いた家族生活

    朱作同の死後も妻は2013年まで暮らしました。[1] [2]

  3. 2026年9月

    内装許可

    作業場の工事を条件付きで承認。完了は確認していません。[1] [2]

現在と見学

街路から建物を読み解く

公共歩道から屋根と南窓を観察し、入口をふさがないでください。[1] [2]

見るポイント
人物の銘板だけでなく、屋根に組み込まれた窓を見ましょう。
見学について
常設の一般見学ルートは確認できていません。
地図で所在地を見る ↗

資料確認:2026-10-22 · 立ち入り範囲や営業時間は現地の最新案内をご確認ください。史料の用途記述は当日の営業確認ではありません。

上海と世界

武康路の暮らしの歴史へ

家族生活と新聞史が交差する住所です。人物の経歴から設計者や全ての改修を推定することはできません。[1] [2]

巴金故居と同じような博物館見学ができる場所ではないため、立ち入り方を区別してください。[1] [2]

資料と画像の出典

本文は以下の資料に基づいて整理しています。未確認の情報はその旨を明記し、写真を掲載する場合は各画像の下に出典と利用条件を示しています。

  1. 上海市民政局・武康路を歩く ↗

    2023年の街歩き記事。用途は記事当時の記録です。

  2. 徐匯区文物局・63号内装工事許可 ↗

    2026年9月23日の許可。竣工や一般公開の証拠ではありません。

  3. 新民晩報・武康路の新聞人、朱作同 ↗

    この家に暮らした人物

  4. 中国作家網・戦時上海の新聞研究 ↗

    この家に暮らした人物

画像処理と年代について

画像は各写真の下に記載したアーカイブまたは画像出典ページによります。サイズ調整とWebP圧縮のみを行い、元の縦横比を保っています。着色や描き足しはせず、古写真の粒子、ぼけ、スキャン跡も残しています。

画像は原資料の構図と比率を保っています。掲載日は撮影日とは異なり、不明な撮影年代は推定していません。部分写真、住宅群の写真、設計図は説明文で区別しています。